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更新日時:2012年12月20日 00時00分

三代目 J Soul Brothersインタビュー/3rdアルバム『MIRACLE』が奇跡を巻き起こす!

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三代目 J Soul Brothers

2012年の充実と2013年に巻き起こす“奇跡”を詰め込んだ3rdアルバム

2010年11月のデビューから2年を経て、三代目 J Soul Brothersは新たなステージへと飛躍する。EXILEの魂を受け継ぐダンス&ヴォーカルグループであることをベースに、三代目ならではのオリジナリティを大幅にアップさせたニューアルバム『MIRACLE』で、7人はその実力を遺憾なく発揮。歌、パフォーマンス、ライヴ、映像作品のすべてにおいてスケールの大きなアーティストへと、7人は着実に前進を続けている。

インタビュー&文:宮本英夫 撮影:太田好治 ヘアメイク:千絵・白銀一太・石上三四郎(happ's) スタイリング:服部昌孝


 三代目 J Soul Brothersにとっての2012年をひとことで表すならば“飛躍の年”だ。3枚のシングル「Go my way」「0~ZERO~」「Powder Snow~永遠に終わらない冬~」はいずれも大ヒットを記録し、春には『EXILE TRIBE LIVE TOUR 2012~TOWER OF WISH~』に参加して全国のドーム級ステージを制覇。夏には大規模フェスへの出演を経て、9月から始まった初の単独アリーナツアーでは27公演で25万人動員という記録を打ち立てた。“ライヴこそが生きる場所”というグループのポリシーが、数々の経験の裏づけを得て確かな自信へと変わっていったことは、7人のたくましい肉体と引き締まった表情を見るだけですぐにわかる。
「2012年はライヴの1年だったと思います。本番のステージを踏むことでグループが進化していったことをみんな感じていると思うし、そのきわめつけがアリーナツアーで、すごくきれいに1年を締めくくれました。2012年に得たものが2013年に生きてくるのは間違いないと思います」(NAOTO)
 そんな2012年の充実ぶりを詰め込んだ3枚目のアルバム『MIRACLE』にも、“ライヴ”というテーマはしっかりと貫かれている。ライヴで映える強力なダンスナンバーを中心に、バラードや初のカヴァー曲にもトライした全13曲+ボーナストラック1曲は、ヴォーカリスト2人にとっては新たなトライを詰め込んだ刺激的なものだった。

「単独ツアーと同時にアルバム制作をしていたので、自然とライヴを意識した内容になりましたね。“この曲ならこういう演出ができる”とか、そういうことを考えながら作っていましたし、この1枚でライヴができるくらいにバランスが取れたアルバムになったと思います」(今市)
「初めての試みとしてボーナストラックの『君の瞳に恋してる』というカヴァー曲をやらせていただいて、初めて英語の歌詞をレコーディングしたんですよ。この曲は僕ら世代や、もっと下の世代でも知っている名曲ですし、今の時代にぴったりのダンスナンバーになったと思います。この曲の制作は自分にとってすごく大きいですね」(登坂)
 アルバムには3つの形態があり、特に初回生産限定盤はCDアルバムに加えてミュージックビデオとメイキングを収めたDVDと、先日終わったばかりの『三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2012「0~ZERO~」』の模様を120分にわたって収録したDVDの3枚組。パフォーマーの5人も“映像をぜひ観てほしい!”と口を揃えてプッシュする。
「肉眼では見えない部分や、違う角度からの映像を見て“こんなことしてたんだ”と思う部分もあると思うし、ライヴを観に来てくれた方にとっても新しい発見があると思います。まだライヴを観たことのない方も本当にワクワクすると思いますし、絶対に生で観たいと思ってもらえると、自信を持ってお薦めします」(山下)
「僕はミュージックビデオで『LOOK@US NOW!』という楽曲をお薦めしたいですね。主観ビデオで撮影していて、朝起きてドアのチャイムが鳴るところから、僕らが武道館でライヴをしているのを観て、終わったあとの打ち上げ会場に行くところまでを主人公として体験できる映像になっているので。僕らのことをまだ知らない人も単純に映像として楽しめる作品なので、激プッシュでお願いします!」(岩田)
「じゃあ僕は残りのミュージックビデオを全部激プッシュします!特に『花火』『Powder Snow~永遠に終わらない冬~』は蜷川実花さんとコラボレーションさせていただいて、蜷川さんワールド全開の芸術的な作品になっているんです。だからといって蜷川さんの世界に寄りすぎず、アーティスト同士のコラボ感が出ているところをぜひ観ていただけたらと思います」(ELLY)

 アルバムタイトル『MIRACLE』は、2012年の活動中に感じていた自分たちの成長をストレートに言葉に置き換えたもの。“奇跡”という意味の中に“驚き”“自信”といったニュアンスを混ぜたこの言葉は、三代目 J Soul Brothersの過去・現在・未来をつなぐひとつの道しるべのようなものだ。
「1枚目と2枚目ではまず自分たちを知ってもらって、EXILEの魂を継いでいくということを表現してきたんですが、この3枚目を作っていくなかで感じている三代目 J Soul Brothersとしての広がりを言葉にすると何だろう?と。それはスケール感であったり、キラキラした感じであったり…そういったものを表現する言葉として『MIRACLE』が出てきた時に、“これだ!”と思ったんですよ。7人の出会い方もそうですし、今までの活動も、結成から2年間で25万人を動員する初の単独ツアーにたどりついたことも、この7人がつかみとってきたものが今の自信につながっていると思いますし、その感覚が『MIRACLE』なんです。それを1月1日にリリースすることで2013年の自分たちの活動を表すことにもなりますし、ミラクルを起こせる自信もあるので、すごくはまったと思います」(NAOKI)
 最後に「普段TSUTAYAを利用している人は?」と聞くと、7人全員の手が挙がり、そのままぶっちゃけトークへと突入。結局、TSUTAYAで映画DVDを一番借りるのはNAOTO、マンガなら山下、雑誌を一番買うのは登坂ということに。
「映画は全ジャンル好きです。監督ならデヴィッド・フィンチャー、マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ…たくさんいすぎて絞れないですね」(NAOTO)
「近くのTSUTAYAにあるマンガ、半分ぐらい読みました(笑)。最近は『はじめの一歩』を101巻まで読破しました」(山下)
「いつも雑誌をTSUTAYAさんで買ってます。主にファッション誌ですね」(登坂)
 と、ここまで書いた時に「三代目 J Soul Brothers、NHK紅白歌合戦初出場!」というニュースが飛び込んできた。どこまで大きなグループへと成長してゆくのか、7人の持つ可能性は無限大だ。